がんの種類別情報
小児・AYA世代のがんについて

目次

  1. 小児がんとは
  2. 患者の交流支援、相談先
  3. 小児がん経験者への支援
  4. 妊よう性温存治療
  5. 広報啓発、各種調査

小児がんとは

小児期(一般的に15歳未満)にかかる、さまざまな「がん」の総称です。
多種多様な種類があり、病名では白血病、悪性リンパ腫、脳腫瘍などがあります。
1年間に小児がんと診断される数は、全国で約2,000人、市内では約50人です。

小児がん診療病院一覧

患者の交流支援、相談先

メタバースによる交流支援

小児がん患者の方々やその御家族の居場所づくりを進めるため、メタバースを活用した、患者さん同士や保護者の方の交流などを定期的に実施してまいります。(詳細は新着情報に掲載予定)

小児がん医療相談ホットライン

国立成育医療研究センター小児がんセンターの小児がん医療相談ホットラインです。

  • 相談は無料です。通話料のみご負担いただきます。
  • 診療中のスタッフが対応いたしますので、電話がつながりにくい場合や即時に対応できない場合があります。
    あらかじめご了承ください。電話がつながらない場合は、少し時間をおいておかけ直しください。

◆小児がん医療相談ホットライン
平日 10時~16時
電話 03-5494-8159

小児がん医療相談ホットライン(国立成育医療研究センター)

小児がん相談支援室

小児がん患者とその家族が安心して適切な医療や支援を受けられるよう、「小児がん拠点病院」(国指定)として、「神奈川県立こども医療センター」が指定されています。
相談窓口として「小児がん相談支援室」が設置されており、病気や治療のこと、学校・仕事、医療費や福祉サービスのことなどのご相談に対応しています。

◆小児がん相談支援室
平日 8時30分~17時15分
電話 045-711-2351(代表)
※『小児がん相談』とお伝えください
E-mail shounigan.1591@kanagawa-pho.jp

小児がん相談支援室(神奈川県立こども医療センター  小児がんセンター)

こども医療センター小児がんセンター インターネット相談窓口

神奈川県立こども医療センター小児がんセンターへインターネット相談も行うことができます。

インターネット相談窓口(神奈川県立こども医療センター  小児がんセンター)

小児がん患者会ネットワーク

患者会の紹介や、患者家族にとって役立つ情報が掲載されています。

つながろう~小児がん・思春期がん・若年性がん・経験者患者会~(小児がん患者会ネットワーク)

小児がん経験者への支援

小児期にがんの治療を受けた方(小児がん経験者)は、がん(腫瘍)そのものからの影響や、治療の影響などによって、合併症の恐れや、生活習慣病やがんの発症リスクなどが高くなる場合があります。
疾患を早期に発見し、重症化を未然に防ぐために、下記の医療機関において、「長期フォローアップ」受診と「よこはま小児がん経験者ドック」による検査を受けることができます。

長期フォローアップ

小児がんの治療を受けた方は、成長や時間の経過に伴って、がん(腫瘍)そのものからの影響や、薬物療法、放射線治療などの治療の影響によって生じる合併症(晩期合併症)がみられることがあります。適切な対処をするためには、定期的な診察と検査によるフォローアップが必要です。
横浜市では、横浜市小児がん連携病院で受診することが可能です。

◆横浜市小児がん連携病院一覧

地域 ウェブサイト
(外部リンク)
長期
フォローアップ
(外部リンク)
所在地 アクセス
横浜市 南区六ツ川2-138-4
  • JR東戸塚駅からバス約16分「こども医療センター」下車
  • 京浜急行線弘明寺駅(「弘明寺口」バス停)からバス約10分
    「こども医療センター」下車
横浜市 金沢区福浦3-9
  • シーサイドライン市大医学部駅から徒歩約1分
横浜市 港南区港南台3-2-10
  • JR港南台駅から徒歩約3分

よこはま小児がん経験者ドック

小児期にがんの治療を受けた方(小児がん経験者)は、抗がん剤や放射線治療の影響などにより、若い頃から生活習慣病やがんの発症リスクなどが高くなる傾向があるということが分かってきています。疾患を早期に発見し、重症化を未然に防ぐためには、定期的な健診による健康管理を習慣づけ、継続することが大切です。
令和7年度から、健診の受診を後押しするため、横浜市立みなと赤十字病院において実施している、小児がん経験者用の健診メニュー「よこはま小児がん経験者ドック」を受診した場合の助成を行います。

よこはま小児がん経験者ドック(横浜市立みなと赤十字病院 健診センター)
よこはま小児がん経験者ドック受診費用助成

小児・AYA世代がん経験者みんなの健康管理サイト(公益財団法人がんの子どもを守る会)

小児がん経験者の健康管理の方法について案内しています。

小児・AYA世代がん経験者みんなの健康管理サイト(公益財団法人がんの子どもを守る会)

骨髄移植等により免疫を失った方に対する「再接種費用」の助成

骨髄移植等により既に行った予防接種で得た免疫が消失し、再度予防接種することが必要な場合、その費用は自己負担となります。
横浜市では感染症の蔓延防止および経済的負担の軽減を図るため、予防接種費用を助成しています。

骨髄移植等により免疫を失った方に対する「再接種費用」の助成について(横浜市公式ウェブサイト)

公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークによる支援

患児・経験者・家族・医療関係者の方へゴールドリボン・ネットワークが行っている様々な支援が紹介されています。

患児・経験者・家族・医療関係者の方へ(公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク)

妊よう性温存治療

妊よう性温存治療に関する助成

小児、思春期及び若年のがん患者に対し、国の規定に基づき都道府県による妊よう性温存治療の費用の一部助成が行われています。
横浜市は、妊よう性温存治療に関する切れ目のない支援を目的に、都道府県の助成対象外である、患者が妊よう性温存治療を受けないと決めた場合のカウンセリング料や、妊よう性温存治療で凍結した精子、卵子、受精卵、卵巣組織の保存更新料の助成を行っています。

妊よう性温存治療に関する助成

幼児・思春期・若年世代向け妊よう性温存療法の説明動画(国立成育医療センター)

『幼児・思春期向け妊よう性温存療法の説明動画』 について (国立成育医療研究センター)

広報啓発、各種調査

知ってほしい 小児がんのこと

小児がんは、り患数が少なく、大人のがんと比べると社会の理解が不足していることから、小児がん治療中やその経験があるお子さんやご家族の現状を少しでも知っていただくことを目的とした動画を制作しました。
横浜市内の病院で小児がんの治療を受けた、横浜市内在住のお子さんとご両親が、横浜F・マリノスで活躍した中澤佑二さんに、「闘病中に辛かったこと」や「周りから励まされたこと」など、ご自身の気持ちをお話ししています。

◆小児がん啓発イベント等でご活用いただく場合は、下記担当までご一報ください。
担当 医療局がん・疾病対策課 小児がん担当
電話番号 045-671-2721
メールアドレス ir-shinsei@city.yokohama.lg.jp

  • フルバージョン

  • ショートバージョン

すべての方に知ってほしい 小児がんについての情報(横浜市公式ウェブサイト)

世界小児がん啓発キャンペーン

「Global Gold September Campaign(世界小児がん啓発キャンペーン)」は、子どもたちは「金」のように貴重な宝物として、小児がんを啓発し、支援を呼びかけるため、毎年9月に世界各国でそれぞれの地域を象徴する建物や橋などを金色にライトアップするキャンペーンです。
横浜市でのライトアップの実施状況は、新着情報に掲載予定です。

横浜市小児がんに関するアンケート

希少がんである小児がん患者の治療・生活状況に関するニーズや課題、また、長期フォローアップについて、患者の小児科から疾患リスクに応じた適切な成人の診療科への移行が困難という課題に対する実態把握のため、調査を行いました。

調査対象
  1. 小児がん患者の保護者
  2. 小児がん患者の長期フォローアップ受信者または保護者
  3. 中学生以上の小児がん患者本人
調査方法
  • 小児慢性特定疾病医療受給者証の年度更新のタイミングに、対象疾病が「悪性新生物」の方の保護者宛てに質問票の二次元コードを郵送(437件)
  • 横浜市小児がん連携病院で案内
調査期間 令和5年10月11日~令和6年10月31日
回答方法 横浜市電子申請・届出システムでの回答(任意回答)
回答数
  1. 小児がん患者の保護者 101件
  2. 小児がん治療後の長期フォローアップ受信者または保護者 28件
  3. 中学生以上の小児がん患者本人 20件

横浜市小児がんに関するアンケート報告書(PDF:1,696KB)

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