アピアランス(外見)ケアとは
アピアランス(外見)ケアとは、国立がん研究センター中央病院外見関連患者支援チーム(平成17~24年、現アピアランス支援センター)が作成した言葉で、がん治療による外見の変化に対し医療者が行うケアを指します。単に変化前の外見に戻すのではなく、自分らしく生きられるよう、外見とともに周りの環境や患者本人の気持ちを整えるサポートをします。
国立がん研究センターが実施した調査では、外見に現れる身体症状が、医療者の予想以上に抗がん剤治療中の患者に苦痛をもたらしていることがわかりました。治療を受けながら仕事や家事を行う人も増えている中、外見が変わることで、人に会うことが苦痛に思えるなど社会生活が困難となる場合が少なくないため、アピアランスケアにより「患者と社会をつなぐ」ことが重要となっています。
アピアランスケアに関するリーフレット
このリーフレットは横浜市、横浜市内でアピアランスケアに取り組む医療者、国立がん研究センター中央病院が協力して作成したものです。
アピアランスケアに関するリーフレット〔PDF形式〕
- 髪について(PDF:2,582KB)
- 爪について(PDF:2,945KB)
- 肌について(PDF:3,120KB)
- 眉毛・まつ毛について(PDF:2,592KB)
- ウィッグについて(PDF:1,842KB)
- 乳がんの手術をする方へ(PDF:3,509KB)
- 頭頸部の手術をする方へ(PDF:3,418KB)
※個人や医療従事者の使用を目的として作成しています。商用利用はご遠慮ください。
患者会等で使用をご希望の方は、下記担当までご一報ください。
ウィッグ購入費用助成
横浜市では、がん患者の皆さまの就労や社会参加を応援し、生活の質がよりよいものになるように、ウィッグ(かつら)、帽子等の購入経費や作成する場合の材料費の一部を助成しています。
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